本音の沖縄問題 仲村清司著

本音の沖縄問題 仲村清司著

沖縄が日本に復帰して40年が経過した。日本国内の米軍基地の7割強が集中し、その9割以上が本島にある。米軍人の犯罪・事故は今でも年間250件以上に達し、目指している観光立県への道でも基地問題が立ちはだかる。

普天間基地問題は、反米よりむしろ「反ヤマト」という、本土への反発を拡大させた。残る沖縄に対する差別。一方で沖縄サイドにも本土からの理解者を拒否する人々が。「代償」としての多額の補助金に依存する体質が根付いたが、今や基地とカネをリンクしたシステムが破綻しつつあるという。

大阪生まれの沖縄人2世で沖縄に移住して15年の著者が、沖縄人の本音を交えて、「沖縄問題」の真実に迫る。

講談社現代新書 798円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 近代日本を創造したリアリスト 大久保利通の正体
  • 夢を諦めない「脱会社員の選択」
  • 忘れえぬ「食い物の恨み」の話
  • 森口将之の自動車デザイン考
トレンドライブラリーAD
人気の動画
東芝、会社「3分割」に残る懸念
東芝、会社「3分割」に残る懸念
節約志向で「安い食品ばかり買う」人の重大盲点
節約志向で「安い食品ばかり買う」人の重大盲点
EVの切り札?夢の「全固体電池」は何がスゴいのか
EVの切り札?夢の「全固体電池」は何がスゴいのか
サイゼリヤが「深夜営業廃止」を決断した裏側
サイゼリヤが「深夜営業廃止」を決断した裏側
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
「非財務」で生きる会社、死ぬ<br>会社 企業価値の新常識

今や株価を決める最大の要因は「非財務情報」というのが世界の常識に。優れた開示を行えば企業価値の向上につながる一方で、開示が不十分だと株を売られるリスクも。企業価値の新常識をめぐる混乱とその対処法に迫りました。

東洋経済education×ICT