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女子生徒のSNS画像をAIで裸の画像に加工…《ディープフェイクポルノの被害者、中学生が5割超》卒業アルバムの悪用は自衛が難しい、どうすれば

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  • 鈴木 朋子 ITライター・スマホ安全アドバイザー
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SNSに自分や家族の写真や動画を投稿しないように気をつけましょう。警察庁の発表では小学生以上の被害実態が明らかになっていますが、「まだうちの子は小さいから」と幼いお子さんの成長記録をSNSに投稿すると、意図しない使われ方をしてしまうかもしれません。

被害に遭ったらどうすればいいのか

もし自分や家族が実際にディープフェイクポルノの被害に遭ってしまったら、どうしたらいいのでしょうか。

まずは証拠となる画像や動画を保存し、拡散されている場合は掲載先のプラットフォームに報告しましょう。

相談窓口を利用することもできます。性犯罪被害相談窓口「#8103」(ハートさん)、性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター「#8891(はやくワンストップ)」や、法務省の「インターネット人権相談受付窓口」、警察庁の「サイバー事案に関する相談窓口」などがあるので、被害実態にあう窓口に連絡してください。

また、拡散された画像を消すために、成人の場合は「StopNCII」、18歳未満の場合は「Take It Down」に相談することができます。

デジタルデータは簡単に複製できてしまうため、一度ネットに漂ってしまったものは誰が保存しているのか、完全に把握することは不可能です。しかし、ハッシュ(デジタル指紋)を生成することで、その後もハッシュと一致する画像を探し出して削除してくれます。完全に削除することは難しいのですが、知らないうちに拡散され続けることは避けられます。

「Take It Down」は日本在住でも利用できます(出所:筆者提供)

ディープフェイクポルノは誰でも簡単に生成できるため、わが子が加害者になる可能性もあります。軽い気持ちで生成すると、罪に問われることをしっかり話しておくことが大切です。

東洋経済education×ICTでは、小学校・中学校・高校・大学等の学校教育に関するニュースや課題のほか連載などを通じて教育現場の今をわかりやすくお伝えします。

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