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スズキ「初のEV」に滲む電動化戦略の悩ましさ/最後発のスズキが「e ビターラ」を出す深い意味/鈴木社長が語る"EV地獄"の勝算は?

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一方、日本市場は新車販売に占めるEV比率が1%台と先進国でもEV普及が遅れており、急いでEVを投入する必然性は乏しい。国内市場へe ビターラを投入する狙いはどこにあるのか。

e ビターラは全長4.3m未満とSUVとしてはコンパクトなボディでありながら、上位モデルでは悪路に強い4輪駆動車もそろえる。「こうしたEVモデルは現在国内にほとんどなく、ニッチで根強い需要が見込める」と、国内営業を統括する玉越義猛常務は自信を示す。

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