「AIを同僚として認識せよ」が新常識、3年後は<業務判断の15%>をAIが担う⁉︎AIエージェント時代のCIOに必要な"人事部長"としての責任

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AIエージェントの普及は、単なる技術革新にとどまる話ではありません。組織運営とセキュリティ調整の根本的な変革が必要とされるのです。またCIOには、技術責任者としてだけでなく、AI時代の「人事部長」としての新たな責任が求められます。

重要なのは、日本の組織が、潜在的なリスクを考慮しながらこの「機会」を受け入れることです。適切な管理とセキュリティシステムを構築できれば、AIエージェントは企業の競争力を大幅に向上させる「最強の同僚」となるでしょう。

多くの日本企業は、まだこの変化の入口に立っています。しかし、品質管理と継続的な改善を得意とする日本の組織文化は、世界に先駆けて「AI人事管理」のベストプラクティスを生み出す可能性も秘めています。今この瞬間も、どこかの企業で新たなAIエージェントが「入社」し、自律的に業務を開始しています。日本企業にとってこの機会は、この新しい技術の進歩から競争優位を築くという点において、世界をリードする絶好のチャンスなのです。

東洋経済Tech×サイバーセキュリティでは、サイバー攻撃、セキュリティーの最新動向、事業継続を可能にするために必要な情報をお届けしています。
権田 裕一 Netskope Japan バイスプレジデント兼カントリーマネージャー

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ごんだゆういち / Yuichi Gonda

ネットワークおよびセキュリティのグローバル企業であるForce 10、Juniper Networks、Brocade、F5 Networksなどで約25年にわたりチームを指揮・けん引する経験をした後、Netskopeに加わる。近年ではTrellix Japanのバイスプレジデント兼カントリーマネージャーとして、McAfeeおよびFireEyeの事業統合を主導。 Netskopeの日本事業において、営業部門とパートナー事業部門を率いている。

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