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"アニメ世界攻略"を占う「国際共同制作」の可能性 ファン層広げるカギはどこに?キュービックピクチャーズCEO&元Netflixアニメのキーマンに聞く
リーチ アメリカのアニメーションスタジオで仕事をしていたときに、国際的な同僚やチームのよさを経験した。それぞれの意見や文化が合わさり、グローバルな作品が生まれる。日本の場合は文化や言語の壁があり、今までのやり方では実現しにくいかもしれないが、今後は国際的なチームで力を合わせることが重要になっていく。

ジャスティン・リーチ(右)/日米のアニメ産業で経験を積み、2018年にキュービックピクチャーズを設立 櫻井大樹(左)/プロダクション・アイジーで脚本家、プロデューサーを経験し、Netflixでアニメ部門のチーフプロデューサーに就任。2023年サラマンダーを設立(記者撮影)
そのため、ピクサーやディズニーなどアメリカの大手スタジオに日本のアニメ会社を招待して、「ハリウッドのやり方でアニメをつくりませんか」という取り組みもやってみたい。これによって、いろいろな国の人たちとの協業を実験できるのではないか。実現するうえでは、日本のクリエーターにも柔軟な考え方が不可欠だ。
ネットフリックスの影響力
――より幅広い層に多様なアニメ作品が受け入れられる未来を目指すうえでは、熱烈なアニメファンを会員に抱えるクランチロールだけでなく、総合的な大手動画配信サービスであるネットフリックスの役割が重要になりそうですね。
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