

アマゾンが発表した2025年1~3月期の決算は、売上高が1557億ドルに達し、為替影響を除く前年比で10%増という堅調な伸びを示しました。営業利益は184億ドルと前年比20%増、過去12カ月間のフリーキャッシュフローは259億ドルを記録し、消費者向けのサービスとAIを含むクラウド事業の両面で好調さがうかがえます。
今回の決算では、物価上昇や関税への警戒感が続くなか、幅広い商品ラインアップと低価格戦略を強みに、依然として多くの消費者ニーズを取り込んでいることが示されました。一方で、企業向けクラウド事業であるAWSは、年間1170億ドル規模のランレートを達成し、新たなAI関連サービスが成長の一翼を担っています。
同社のCEOであるアンディ・ジャシー氏は、決算説明会で「消費者にとって価格と品揃え、そして迅速な配達が今まで以上に重要な時期であり、その競争力を一層強化する」と語りました。小売とクラウド双方で膨大な顧客データを活用したAI技術投資を進め、「あらゆる分野でイノベーションのペースを加速させる」と強調しています。
リージョナイズ戦略で“最速&最安”を推進
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