小泉農相、コメ店頭5キログラム2000円台の実現に向けて備蓄米を「まず30万トン放出」…買い戻しの条件付けず

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政府はこれまで、全国農業協同組合連合会(JA全農)などの大手集荷業者に参加者を限定して入札を行っていた。今月28~30日に予定していた4回目の備蓄米の入札を中止することをすでに決めている。随意契約による売り渡し先としては、小売業者や外食業者などにも範囲を広げる見通し。

23日午前には楽天グループの三木谷浩史会長兼社長が小泉氏と面会し、備蓄米の随意契約に応じる意向を示した。三木谷氏は報道陣に対し「(随意契約に)手を挙げさせていただく。スピード感をもってやっていきたい」と述べた。

石破首相は21日の党首討論で、「コメは3000円台でなければならない。一日でも早くその価格を実現する」とし、「(実現できなければ)責任を取っていかねばならない」とコメ価格の引き下げを最優先に進める考えを示していた。小泉氏は備蓄米の価格低下を通じて、コメ価格全体の引き下げを目指す。

農林水産省によると、今月5~11日に全国のスーパーで販売されたコメ5キロ・グラムあたりの平均価格は前週より54円高い4268円だった。

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