脳が冴える勉強法 覚醒を高め、思考を整える 築山 節著
脳神経外科医が、どうしたら効率よく勉強できるかを脳の性質に即して解説する。
ただがむしゃらに長時間、机に向かっていれば勉強がはかどるというものではない。脳がよく働く状態を計画的に作ることが肝要だという。その一つが「作業興奮」と呼ばれるもの。たとえば、片付けなどの簡単な作業から入って、次いで5分程度の書き物をし、その後本格的な勉強に入っていくなどの変化をつけると、脳が冴えている状態を作り出せる。
著者は、脳の覚醒をいかに制御するかが、脳を上手に働かせるコツだと説く。脳を活性化させ自分自身のやる気を高めれば、それはやがて生活全般にまで広げていくことができると強調する。
NHK出版新書 777円
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