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結構稼げる?「ライドシェアドライバー」の本音 現役ドライバーたちが語るきっかけ、収入、安全性

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この春から始まった日本版ライドシェア。ドライバーの感想は(記者撮影)

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2024年春に始動した「日本版ライドシェア(自家用車活用事業)」。タクシー会社が運送主体となり、タクシー車両数が不足する時間帯などに限って営業が許可される点が特徴だ。東京(特別区・武蔵野市・三鷹市)でライドシェアに従事するドライバーに直撃した(個別取材を基に座談会形式で構成)。
Aさん 50代男性。自営業。BMWの小型SUV「X1」を使用
Bさん 20代男性。大学生。トヨタ「プリウス」を使用
Cさん 男性。国産車を使用

「平日朝に仕事ができる」「運転が好き」

――ライドシェアドライバーを始めたきっかけは。

Aさん 本業の他にお金を稼げる仕事を探しているときに、たまたまライドシェアの求人を見つけました。都内の道ならある程度わかりますし、本業に影響のない平日朝の時間帯に仕事ができるということもあって、ドライバーになることを決めました。

Bさん 私もたまたまドライバーの仕事を見つけました。もともと運転が好きだったので応募することにしました。

――見ず知らずの人を乗せることに抵抗感はありませんでしたか。

Bさん 最初の頃は怖かったですし、それは今でも変わっていません。通常のタクシー車両には防犯カメラが設置されていますが、ライドシェアの車両にはそれがありません。設置されているにしてもドライブレコーダーです。

自分の身に危険があったときのために、アプリにはSOS機能が搭載されていますが、それをタップするにしても乗客にはバレてしまいます。最悪の場合は車内から逃げればいいのですが、不安は残ります。

Aさん 最初は知らない人を乗せることに違和感がありましたが、最近は特に感じないですね。運転しながら雑談をするのも苦にならない。お客様から「どうしたらライドシェアドライバーになれるんですか?」と質問されるケースもあります。

Cさん 抵抗感は特になかったです。私はウーバーを使って配車依頼を受けているので、外国人観光客の利用が多く、逆に気が楽です。日本人のお客様だと、道を間違えると相手にもわかってしまいます。基本的にカーナビに従って運転しますが、やはりプレッシャーはあります。

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