「規制」を変えれば電気も足りる 原英史著
キャリア官僚だった著者の雑誌連載「おバカ規制の責任者出てこい!」を1冊にまとめたもの。
著者は役所が定めたおかしなルールを「おバカ規制」と呼ぶ。この国の行政は、役所と官僚が牛耳るそうした規制によってがんじがらめ。その弊害で、とんでもなく困った事態が数々発生しているというのだ。
学校の階段に必ず「踊り場」が設置されているのは? 理髪店が毎週月曜日休みなのは? 電気料金が米国の2倍なのは? これらにはすべて規制が絡んでいる。
本来、国民のためにある法律や規制が、実は役人と、彼らと癒着する既得権益者のためになるよう巧みに仕組まれていることを暴き出す。
小学館101新書 735円
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