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コマツのCFOに直撃!24年度業績が上振れる根拠 資源高騰で鉱山機械成長、円安進めば一転増益も
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建設機械世界2位で国内首位のコマツ。前2024年3月期は主力の建設機械・車両部門が販売価格の値上げや為替円安の効果で業績の伸びを牽引し、2期連続の最高純益を記録した。
今2025年3月期は一般建機の需要減少や固定費の増加を見込み、前期比の売り上げはほぼ横ばいかつ営業減益となる予想を立てているが、『会社四季報』を含めて株式市場のコンセンサスは増収増益となっている。
今期の見通しや中長期の成長戦略をどのように描いているのか。代表取締役兼専務執行役員CFO(最高財務責任者)の堀越健氏に聞いた。
※本記事は「会社四季報オンライン」でも有料会員向けに配信しています
中国比率は10分の1に
――2024年度は主要7建機の需要見通しを前期比5~10%と置いています。これまでの伸びが一服するイメージでしょうか。
2023年度も主要7建機の需要は、前期比7%減だった。同需要は新型コロナの影響が縮小した反動増で、2021年度に中国除くベースで前期比28%と高水準だったが、そこからはゼロ%前後で落ち着いている。
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