不完全な時代 科学と感情の間で 坂村健著

印刷
A
A
不完全な時代 科学と感情の間で 坂村健著

閉塞感とはまさにフロンティアの喪失だ。しかし逆説的だが、変われない国だからこそ、日本の変われる余地は大きい。たとえば大陸法的ギャランティー(保証)志向から、英米法的ベストエフォート(最大限の努力)容認へと国の形を変えれば、大きな発達余裕が生まれる。

多様な関係者の最大限の努力の集合で実現されているのが現代のネットワーク社会。だからこそ、低コストで新規参入者による多様なイノベーションが可能となる。それには、問題が起きた時点の判断が慣習法になる英米法の最大限の努力型が適している。日本社会の変われなさも根本的には保証志向に由来する。

ユビキタス革命を起こした著者による日本への処方箋。

角川oneテーマ21 760円

  

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
ディズニー大転換「入園者数引き下げ」戦略の背景
ディズニー大転換「入園者数引き下げ」戦略の背景
トヨタ初のEV、サブスクで多難な船出
トヨタ初のEV、サブスクで多難な船出
そごう・西武、後釜に「ヨドバシ」が突如登場の衝撃
そごう・西武、後釜に「ヨドバシ」が突如登場の衝撃
ANAとJAL、燃油サーチャージ「空前の高値」の苦悩
ANAとJAL、燃油サーチャージ「空前の高値」の苦悩
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT