関西圏「自由研究のテーマ」になる夏休みイベント、大学のプログラムが充実 小中高校生向け、「面白いアイデア」に出合える
今回は、製造所や研究所の見学をはじめ、実験体験、女性研究員との座談会が予定されている。理工系分野への進学を考えている人はもちろん、化学業界にどんな魅力があるのか知りたい人、化学のものづくりの現場を見てみたい人、研究者・技術者として働く先輩社員の話を聞いてみたい人は早めの申し込みを。
日程:8月1日(火)12:20~17:30
場所:日本触媒 姫路製造所
対象:高校生(女性限定)
費用:無料
こちら以外にも近畿地区をはじめとする全国で、さまざまな企業、自治体の「夏のリコチャレ2023」が予定されている。詳しくは下記をチェックしてほしい。
内閣府男女共同参画局「夏のリコチャレ2023」の詳細はこちら
J-AIR x 吉本新喜劇「お笑い航空教室in伊丹」
伊丹空港をベースに国内線を運航するJALグループのエアライン、ジェイエアと吉本興業の所属芸人が演じる劇団、吉本新喜劇がコラボした限定イベント「お笑い航空教室in伊丹」が、8月18日(金)に開催される。
伊丹空港で普段見ることのできない、空港の裏側(バックヤードオフィス)をジェイエアの運航乗務員と一緒に見ることができるのに加え、ジェイエアの訓練施設で機内モックアップや模擬コックピットを使ったオリジナル航空教室に参加できる。制服着用体験などもあるうえ、プログラムの最後には吉本新喜劇の西川忠志さんと新喜劇座員によるネタ体験もあるという。
参加費は1万5000円で、抽選販売となる。第1次募集は7月16日(日)23:59まで、第2次募集は7月17日(月)〜31日(月)17:00まで。
日程:8月18日(金) 9:00・11:30・13:30の3回開催(所要時間約3時間)
場所:伊丹空港
費用:1万5000円 ※2歳までは無料
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大阪科学技術館「2023夏休みイベント情報」
企業や研究機関20社9団体の最新の科学技術を体験型の展示物で学ぶことができる大阪科学技術館。小学校中学年以上が主な対象ではあるものの小さい子どもから大人まで楽しめる施設だ。
そんな大阪科学技術館が7月15日(土)にリニューアルオープンする。夏休みに合わせてさまざまなイベントも予定されていて、7月22日(土)のJAXA宇宙飛行士・金井宣茂さんのお話会(事前申し込み制)をはじめ、朝日小学生新聞主催の「さまーなび」では読書感想文ラクラク攻略法を体験できるほか、工作教室や実験教室など多くのプログラムが用意されている。
いずれも参加は無料だが、整理券の配布が予定されているため、詳細を確認して早めに訪れたいところだ。
明石市立天文科学館「2023年 夏休みの工作・講座」
東経135度日本標準時子午線上に立つ「時と宇宙の博物館」、明石市立天文科学館でも夏のイベントとして「2023年 夏休みの工作・講座」を実施している。
対物レンズ径4cm、倍率35倍の望遠鏡を作る工作をはじめ、探査機を作るワークショップ、かさ袋やアルコールを使ったロケット作り、プラネタリウムや星座の3D工作など、どれも天文科学館ならではの内容だ。事前申し込みが必要で応募多数の場合は抽選となる。
日程:8月1日(火)~25日(金)
場所:明石市立天文科学館など
対象:4歳〜中学生※
費用:無料〜2700円※(天文科学館の観覧料は別途)
※講座により異なる。
明石市立天文科学館「2023年 夏休みの工作・講座」の詳細はこちら
青少年のための科学の祭典 大阪大会「サイエンス・フェスタ2023」
関西最大規模のファミリー科学イベント、第32回青少年のための科学の祭典 大阪大会「サイエンス・フェスタ2023」が8月19日(土)・20日(日)に大谷中学校・高等学校で開催される。
今回も中学校や高校、大学、企業などが実験ブースや講演会を開催するほか、新たにダイナミックな実験を披露する野外実験ブースも開設する予定だという。「青少年の創造力とこどもの想像力を育む科学実験と工作教室」をメインテーマに掲げる「サイエンス・フェスタ2023」では、身近な日常生活の中で科学がどのように生かされているかを改めて考察する機会になるに違いない。詳細なプログラムはまだ公表されていないが、この夏チェックしておきたいイベントの1つだ。