記事の目次
令和5年度「こども霞が関見学デー」
「SOZOW FES 2023 Summer with テレビ朝日」
Education Beyond「自由研究プログラム〜2023夏休み編」
棋士による「小学生対象 夏休み自由研究ワークショップ2023」
科学雑誌『子供の科学』による「自由研究フェス!2023」
筑波大学「夏休み自由研究お助け隊」
電気通信大学「匠ガールプロジェクト2023」
東京理科大学「子ども向け科学講座」
東京大学メタバース工学部「ジュニア工学教育プログラム」
横浜市「子どもアドベンチャーカレッジ2023」

令和5年度「こども霞が関見学デー」

文部科学省をはじめ28府省庁で実施される「こども霞が関見学デー」。小学生・中学生・幼児など(原則として保護者同伴)を対象に、8月2日(水)・3日(木)の2日間開催される。

各省庁の特色を生かしたさまざまなプログラムが用意されており、職場見学や職業体験、ものづくりや最新技術体験など、子どもたちが広く社会を知ることのできる機会になりそうだ。プログラムによっては事前申し込みが必要なものもあるので、早めに詳細をチェックしておきたい。

こちらと併せて夏休み期間中、国の関係機関や地方公共団体(都道府県・市区町村)、民間企業などにおいても「こども霞が関見学デー」と同様の趣旨のイベントが行われる。お住まいの地域に合わせて、こちらもチェックしてみてはいかがだろうか。

日程:8月2日(水)・3日(木)

対象:小学生・中学生・幼児など(原則として保護者同伴)

費用:参加無料

令和5年度「こども霞が関見学デー」の詳細はこちら

「SOZOW FES 2023 Summer with テレビ朝日」

SOZOWとテレビ朝日は、親子体験型オンラインフェス「SOZOW FES 2023 Summer with テレビ朝日」を7月22日(土)〜8月6日(日)に開催する。

宇宙、マインクラフト、VRゴーグル、SDGs、ワクワクする仕事など、テーマは多彩。社会課題の解決や未来に向けてチャレンジしている企業や、自分の好奇心を軸にさまざまな分野で活躍するプロフェッショナルたちが、子どもも大人も一緒にワクワクできるようなプログラムを提供する。

全編オンラインによる生放送。参加者がアイデアを考えて発表したり、出演者にダイレクトに質問したりと、双方向でコミュニケーションを取りながら進行するのが魅力の1つで、参加する子どもたちの興味をかき立て理解を深める工夫がされている。

日程:7月22日(土)〜8月6日(日)

対象:小中学生(推奨)

費用:無料

「SOZOW FES 2023 Summer with テレビ朝日」の詳細はこちら

Education Beyond「自由研究プログラム〜2023夏休み編」

一般社団法人Education Beyondは、長野県と長野県教育委員会との共催で「自由研究プログラム〜2023夏休み編」を長野市で開催する。

「学校の授業を超えて学びたい」「もっと好奇心を満たしたい」、そんなアドバンスラーナーの子どもたちを対象に冬休み、この春と2度にわたって少人数のプログラムを開催してきたが、過去2回と同様のプログラムで今夏実施する。

今回は長野県の協力により、長野県内在住の小学生は参加費の負担が大幅に軽減されるという。また、地元信州大学の大学院生や大学生がチューターとして参加するという。事前申し込み制で締め切りは2023年7月16日(日)。

日程:対面セッション7月29日(土)と8月19日(土)、オンライン7月30日(日)〜8月18日(金)のうち数日 ※応相談

対象:小学4〜6年生

場所:県立長野図書館/〒380-0928 長野県長野市若里1-1-4​​

費用:3万円(長野県在住の方は5000円)

Education Beyond「自由研究プログラム〜2023夏休み編」詳細と申し込みはこちら

棋士による「小学生対象 夏休み自由研究ワークショップ2023」

日本将棋連盟は、毎年将棋会館で開催している夏休み自由研究用のワークショップを今年も開催する。小学生が対象で、将棋を知らない、やったことがないという子も参加が可能だ。

将棋の歴史や将棋盤や駒について、資料を見ながら楽しく学べるもので、今年は8月7日(月)に対面(先着20名)、オンライン(先着40名)で開催する。

【対面開催】

日時:8月7日(月)9:30~11:30

対象:小学生

場所:東京・将棋会館

費用:無料

【オンライン開催】

日時:8月7日(月)13:15~14:15

対象:小学生

費用:無料

棋士による「小学生対象 夏休み自由研究ワークショップ2023」の詳細はこちら

科学雑誌『子供の科学』による「自由研究フェス!2023」

小中学生向け科学雑誌『子供の科学』を発行する誠文堂新光社は、夏休み科学イベント「自由研究フェス2023」を7月30日(日)、8月5日(土)・6日(日)・11日(金)に開催する。

『子供の科学』で連載を持つ先生方をはじめ、『アリエナイ理科』シリーズなどでおなじみのくられ先生や薬理凶室メンバーによる講座など、自由研究のテーマ探しや実験、工作、プログラミングなどの体験ができるイベントで23年はオンラインと会場の両方で実施される。

1講座3300円(キット代は別途)で、参加者全員に自由研究のテーマ選びやまとめ方のポイントがわかる「自由研究サポートBOOK」(PDFデータ)がプレゼントされる。子供の科学の定額制会員サービス「コカネットプレミアム」に入会すると講座への参加料が無料になる。

日程:7月30日(日)、8月5日(土)・6日(日)※・11日(金)

※8月6日(日)のみ東京会場で開催

費用:1講座3300円(キット代は別途)

科学雑誌『子供の科学』による「自由研究フェス!2023」の詳細はこちら

筑波大学「夏休み自由研究お助け隊」

筑波大学は、中学生を対象に体験型ワークショップ「夏休み自由研究お助け隊」を7月29日(土)〜8月6日(日)に開催する。

「燃焼や爆発を考えてみよう」「霧箱で放射線の飛跡を観察しよう」「JavaScriptとp5.jsでプログラミングしてみよう」「3Dスキャナと3Dプリンタで自分を彫刻にしてみよう」「ライントレースロボットを走らせてみよう」など、ワークショップの内容はどれも専門的で興味深いものばかり。参加申し込み受付期間は7月3日(月)9時~7月14日(金)17時。

日程:7月29日(土)〜8月6日(日)

※7月29 日のみ筑波大学で開催、ほかはオンライン開催

対象:中学生

筑波大学「夏休み自由研究お助け隊」の詳細はこちら

電気通信大学「匠ガールプロジェクト2023」

電気通信大学は、女子中高生を対象に理系分野の楽しさを知ってもらうためのイベント「匠ガールプロジェクト2023」を8月24日(木)に開催する。

テーマは、「バーチャルリアリティのための触覚インタフェース」「コンピュータで脳を作る」「レーザーで体験!量子技術超入門」「計算機シミュレーションによる原子レベル物質設計」の4つ。7月27日(木)10時より申込開始で、定員は50名となっている。

日程:8月24日(木)10:00〜15:30(昼休みあり)

対象:女子中高生

「匠ガールプロジェクト2023」の詳細はこちら

東京理科大学「子ども向け科学講座」

「社会人教育・リカレント教育」の場として、さまざまな講座を提供している東京理科大学オープンカレッジにも、子ども向けの科学講座が用意されている。算数・数学、理科、科学、工作など理系分野を中心に内容が幅広く魅力的なものが多いが、講座ごとに随時内容が更新されるのと、それぞれの募集人数が少ないため、子どもの関心に合わせて小まめなチェックが必要だ。

東京理科大学「子ども向け科学講座」の詳細はこちら

東京大学メタバース工学部「ジュニア工学教育プログラム」

東京大学「メタバース工学部」をご存じだろうか。東京大学大学院工学系研究科・工学部が中心となり、すべての人々が最新の工学の実践的スキルを獲得し、夢を実現できる社会の実現を目指す新しい教育の場だ。

「メタバース工学部」には、ジュニア工学教育プログラムがあり、中高生向けにもさまざまな講座が用意されている。ここでは現在募集中の「デザイン×工学セミナー」を紹介する。

「中高生対象 各分野で活躍する『デザイナ』の話を聞こう!」というもので、建築家の隈研吾さんやロボットクリエーターの高橋智隆さん、アーティストの長谷川愛さんなどアート・ビジネス・ファッションなどの多様な分野で活躍される「デザイナ」の進講が予定されている。開催は、もちろんオンラインだ。

日程:7月10日(月)〜8月1日(火)

対象:中学生・高校生

ほかに小学生向けの講座などもあり、内容は順次更新されているため、詳細はホームページを確認してほしい。

東京大学メタバース工学部「ジュニア工学教育プログラム」の詳細はこちら

横浜市「子どもアドベンチャーカレッジ2023」

横浜市は、市内の小学生に向けて「主体的・対話的で深い学びのきっかけづくり」「社会参加のきっかけづくり」の場と機会を提供するため、民間企業や団体、大学、公的機関などの協力を得て、夏休み体験学習プログラム「子どもアドベンチャーカレッジ2023」を実施する。

8月16日(水)・17日(木)の2日間で対象は、横浜市内在住または在学の小学3~6年生。「消防隊員になってみよう」「学芸員と一緒に博物館の裏側を体験しよう!」「重ねて発見! ダンボールで横浜のジオラマを作ろう」「税金を知ろう!~税金謎解きゲーム~」など、42の多様なプログラムが用意されている。

プログラムは、すべて事前申し込みが必要で原則無料。子どもたちが対話を通じて主体性を高められるよう、プログラム中にはグループディスカッションや、体験を通じた気づきや感想を共有する振り返り会など、子どもたちの発言の機会が設けられているという。

日程:8月16日(水)・17日(木)

対象:横浜市内在住または在学の小学3~6年生

費用:原則無料(一部プログラムでは、材料費や入場料などの実費負担あり)

横浜市「子どもアドベンチャーカレッジ2023」の詳細はこちら

(注記のない写真:AK / PIXTA)

関連記事
関西圏「自由研究のテーマ」になる夏休みイベント、大学のプログラムが充実 小中高校生向け、「面白いアイデア」に出合える