中国では総人口の減少が始まっている。『財新周刊』5月15日号の社論は、人口ボーナスがなくなった今こそ、労働生産性を高めるべきだと提言する。
最近、人口問題が再び注目を浴びている。2023年4月にインドが中国に代わって世界で最も人口の多い国になったという国連の推計が、メディアで大きく報道された。
5月に開催された中央財政経済委員会の会議で、中央政府が初めて「質の高い人口発展」という概念を打ち出し、「改革と革新を通じて質の高い人口発展を推進する」と強調したことは正しい。人口は出生数も重要だが、それ以上に生産性に注目すべきである。いずれも制度や仕組みの改革が必要である。
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