PTAとは?PTAの役割と活動内容、年間スケジュールについて解説
地区委員
子どもたちが安全に登下校できるよう、防犯パトロールや通学路の調査などを行います。「校外委員」とも呼ばれています。
広報委員
PTA広報紙の企画、取材、制作、発行を行います。年に2、3回発行する学校が多いようですが、最近は、広報紙ではなく、PTAのHPや専用ブログなど、Webによる発信に切り替える学校も増えてきています。
ベルマーク委員
商品のパッケージに付いているベルマークを子どもたちから回収して集計し、学校に必要な備品を購入します。集計に手間がかかることから活動を廃止するPTAが増えてきていますが、保護者でなく子どもたちが中心となって回収や集計を行うケースも出てきています。
その他の委員
PTA役員の選出方法を決めたり実際に役員を選出したりする「選考委員」、子どもたちとゴミ拾いをしたり、花壇の整備を行ったりする「美化委員」などもあります。

PTAの役員の決め方
PTA役員の決め方は、地域や学校によりさまざまですが、全会員に役員選出についてのアンケート用紙を配布して立候補者や推薦者を募り、その後に役員選出会を開いて決めるケースが多いようです。
しかし、児童生徒数の減少や共働き世帯の増加などによるなり手不足により、止むをえずくじ引きやじゃんけんで決めたり、会議を欠席した保護者が指名されたりするようなケースもあります。
PTAの在り方や役割分担をいま一度見直し、多くの保護者が納得できる選出方法の模索が求められています。
PTAの年間の活動スケジュール
PTAは、学校と同様4月を新年度として活動が始まります。役員会では1年間の活動計画を立て、委員の選出等を行います。
新体制を築き、活動計画の承認を図るPTA総会が開催される4月から5月、次年度の役員選出が行われる10月から12月、本年度の活動報告を行う2月から3月の時期が、PTA本部の繁忙期となります。

PTA総会とは?
PTA総会は、PTA会員が集まって行う会合で、新年度の4月から5月の時期に、
などを行います。
また、年度末の2月から3月の時期に、
などを行うのが一般的です。
また、特別な事案が発生した際に、臨時総会が開催されることもあります。
PTA総会はPTAの最高決議機関なので、全員の出席が推奨されますが、委任状を提出することで欠席が認められるケースも多いです。
コロナ禍で対面の機会が限られて以来、書面による決議を行う「書面総会」、インターネット等の手段を用いて決議を行う「Web総会」を取り入れるPTAも増えてきています。
PTA本部役員会
PTA本部役員による会合で、PTA総会の運営、各専門委員会から出された懸案事項の検討などを行います。会合の頻度は学校により異なりますが、年に数回から10回程度開催するケースが多いようです。
PTA運営委員会
PTA本部役員に加え、校長先生、副校長先生、専門委員会の委員長・副委員長による会合で、活動報告や議案の承認などを行います。会合の頻度は学校により異なりますが、年に数回から10回程度、PTA本部役員会と同日、PTA本部役員会終了後に開催するケースが多いようです。
PTA活動に参加するメリット
PTA活動に参加するメリットは、以下のとおりです。
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