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中間選挙からみるアメリカのエネルギー政策 LNG輸出国として優位なポジションを確立

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米国テキサスのシェニエール・エナジー社のLNG基地
(写真:Lindsey Janies/Bloomberg)

米国の中間選挙はジョージア州上院議席の決選投票を残して民主党の想定外の善戦で幕を閉じようとしている。今回の選挙結果は2つの意味で注目に値するといえる。

第1はガソリン価格が急騰する中で政権与党が大敗を免れた点。バイデン政権になってから油価は未曽有の高騰劇を演じた。コロナ禍に加えてロシアによるウクライナ侵攻など不可抗力の要因もあったが一時は1ガロン=5ドルを超えた逆風下での民主党の健闘は称賛に値する。

第2は長年のジンクスを覆した点。歴史をみると政権発足後の最初の中間選挙は政権与党が大敗するのが慣例化している。2010年のオバマ政権や18年のトランプ政権など政権与党が大きく議席を失っている。今回はそんなジンクスをはね返して民主党が上院では過半数を維持。下院の主導権は失うも議席差はわずかという善戦ぶりである。

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