Edtech(エドテック)とは?導入補助金についても解説

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EdTech(エドテック)に関するおすすめの本3つ

これならできる! 学校DXハンドブック 小・中・高・特別支援学校のデジタル化を推進する「授業以外のICT活用事例」 単行本(ソフトカバー)

授業「以外」の学校における職員室内のDX化について、無料サービス・有料サービスそれぞれのメリットを活用しながら、現場の声が反映した提案がされています。また、識者によるコメントもとてもわかりやすいです。

教育DXで「未来の教室」をつくろう―GIGAスクール構想で「学校」は生まれ変われるか

経済産業省が関わりさまざまな学校で始まった試行錯誤の実践事例が紹介されています。お勧めは、第3章「学びの自律化・個別最適化」。具体的な事例(ソフト名や授業の内容)について触れられており、読者の実践への意欲が高まります。

GIGAスクール構想で進化する学校、取り残される学校

読者ターゲットは管理職や教務主任、教育行政に関わる方。GIGAスクール構想における初期段階(端末配備や通信設備設定)が終わり、各学校が目指している教育についてICT器機を活用して実現していく時期の今。どのようなシステム構築、マインドセットの改革が必要か述べられています。

まとめ

EdTechにおいて、キーとなるのは事業者と学校・教育委員会が共同で計画を立て、運用していくことです。教育委員会からのトップダウン型のEdTech戦略も自治体によってはあると思われますが、現場の声=授業者の声が集約され、教育委員会や事業者とともに、使用するソフトウェアやサービスの選定までを行う、ボトムアップ型にも期待をしています。私がアドバイザーとして勤務する長野県の池田町においては、まさにボトムアップ型でCanva for Educationを導入し、日本初の事例ともなりました。現場の先生方からの声が届くのかどうかが、このEdTechにおいては重要だと感じています。

 
清水 智(Shimizu Satoshi)
FREERIDE TEACHER (一社)エンターキー教育ICTコンサルタント

元東京都公立小学校主幹教諭。都内&小笠原諸島父島での公立小学校勤務から長野県白馬村へ移住。長野県内で公立小学校講師と白馬エリアを中心とした教育ICTのアドバイザーも(小中学校・自治体教育委員会など)務める。GEG Hakuba Valley 共同リーダー

執筆:清水 智
東洋経済education × ICT編集部

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小学校・中学校・高校・大学等の学校教育に関するニュースや課題のほか連載などを通じて教育現場の今をわかりやすくお伝えします。

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