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企業業績や経済の短期的落ち込みを評価する社会 常勝を義務づけられると構造改革はできない

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(写真:takeuchi masato/PIXTA)

つねに勝つことを要求されるチームの監督が、ベテランや即戦力の移籍組ばかりを起用し、結局若手の育成が遅れてしまうというのは、ドラマなどでよく出てくる筋書きだ。

やがて勝てなくなって、跡を継いだ新監督は、しばらく低迷してでもチームを立て直すと宣言し、若手を抜本的に起用し続け、V字回復を果たす、というのが、その後に続くストーリーだろう。

しかし、このよくある話の中に、日本企業や日本経済にとって重要な論点の1つが隠れているように思える。それは、一時的に業績を低迷させてでも、長期的に必要な投資をしっかり行うことができるかという課題だ。

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