さらばTポイント、ヤフーLINE「楽天追撃」の秘策 統合から1年、EC首位狙うZHDのポイント戦略
「ECで国内首位になる」と宣言して1年。スマホ決済「PayPay」のポイント経済圏を強化する一環で、長年付き合ってきた「Tポイント」とは提携を解消する決断も。
ソーシャルコマース事業が急成長
――EC国内首位という目標を宣言して1年が経ちました。
川邊:コロナ禍で巣ごもり需要が増え、低いといわれてきた日本のEC化率もこの2年でだいぶ伸びた。
2021年中盤までは、(シェアが高く)想起されやすいアマゾンと楽天の競合2社がかなり伸ばしていたが、昨年後半から直近にかけてはコロナ前までの数年間のように、ZHDのEC(取扱高)の伸び率が再び上回ってきた。当然だが、トップに立つには伸び率で絶対に上回っていなければならない。
――秘策はありますか。
川邊:ヤフーショッピングやZOZOなど既存のECを伸ばしていくのは大前提。そのうえで新しいサービスを提供して、それらの取扱高が加算されてトップになるという戦略だ。
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読み頂けます。
東洋経済ID 会員特典
東洋経済IDにご登録いただくと、無料会員限定記事を閲覧できるほか、記事のブックマークや著者フォロー機能、キャンペーン応募などの会員限定機能や特典をご利用いただけます。
東洋経済IDについての詳細はこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら