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プロが教える米株でのiDeCo、NISA活用法 長期・積み立て投資の裏技

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米国株投資では長期での資産運用に最適なiDeCoとNISAを活用できる。

投資信託への積み立て投資は、目先の相場に左右されず長期で続けるのがコツ(Jeenah Moon/The New York Times)

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普通の個人が米国株式を用いた資産形成をする場合、真っ先に思い浮かぶのは長期コツコツ型の積み立て投資だろう。金融庁も個人の資産形成については「長期、積立、分散投資」の有効性を唱えており、米国株式の積み立て投資はその理にかなう。

2014年からスタートした投資の税制優遇措置を活用して、有利な資産形成を、と考える人もいるだろう。下表に示したように、一般NISAとつみたてNISA、iDeCoを用いれば、金額面の上限など制約事項はあるものの、運用収益に対して課税されずに済む。ちなみにiDeCoは公募投資信託のみが運用対象になるため、株式と同様の扱いになる東京証券取引所上場ETF(ETF=上場投資信託)や米国上場ETFでの積み立て投資はできない。

また、米国上場ETFに非課税口座で投資するなら、現状では一般NISAのみになる。東証上場ETFならつみたてNISAも活用できるが、残念ながら現状、つみたてNISAで買える米国株関連のETFは、S&P500への連動を目指した「上場インデックスファンド米国株式(S&P500)」1本だけだ。

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