パナソニックとソニー、10年で大差ついた稼ぎ方 かつてのライバルがたどった道から見えること

✎ 1 ✎ 2
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

正面から競い合うライバル企業・サービスや巨大グループ同士まで、さまざまなデータを基に徹底比較。

何かと比較されがちなパナソニックとソニー。過去の経営戦略とその結果を比較する意味は大きいが、直接的なライバル関係は希薄となった(撮影は上:ヒラオカスタジオ、下:尾形文繁)

特集「企業データ徹底比較」の他の記事を読む

6月25日に大阪城ホールで行われたパナソニックの株主総会では株主から批判の声が上がった。「ソニーは過去最高益を出しているのに、パナソニックは売り上げが30年前と変わっていない」。

ソニーグループとパナソニックの時価総額を比較すると、2015年以前はほぼ同規模だったにもかかわらず、その後は徐々にソニーがパナソニックを引き離し、今や4倍以上の開きがある。

次ページソニーのポートフォリオ
関連記事
トピックボードAD