市場規模はピークの7%、カメラに未来はあるか データで振り返るカメラ市場

✎ 1〜 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 7 ✎ 8
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
国内メーカーのカメラ事業は厳しさを増している(2021年2月撮影:今井康一)

特集「カメラは生き残るか」の他の記事を読む

オリンパスは2021年の元旦、デジタルカメラなどを手掛ける映像事業の譲渡を完了させた。投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)に事業譲渡する。

「全社の足を引っ張っているのが実態。事業としては成立していないということ」

オリンパスの竹内康雄社長兼CEOの映像事業に対する評価はとても厳しい。

JIPは企業再生を手掛け、過去にはソニーから買収したパソコン「VAIO」事業を譲り受けた実績がある。当面は「オリンパス」ブランドで製品の販売を継続する方針だ。

市場縮小のスピードは想定以上だった

次ページピークだった2010年の14分の1
関連記事
トピックボードAD