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韓国・台湾の舞台裏 「コロナ制圧戦」で善戦

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世界が「封じ込め成功」を称賛、われわれはそこから何を学ぶべきか。

本誌コラムニスト:福田恵介
写真:ドライブスルー形式を取り入れるなどした韓国の検査態勢は評価されている

世界中で新型コロナウイルス感染者の増加が続く中で、相対的に感染抑制に善戦している韓国や台湾の対応が世界から称賛されている。

新型コロナの発生源である中国に近く、感染防止対策を早く実行せざるをえなかったという背景はあった。とはいえ、欧米の感染状況と比べると、感染者数の少なさは突出している。日本でも、「韓国、台湾の対策に学ぶべきだ」との声が上がっている。

感染爆発を抑制

なぜ高く評価されるのか。それを考察するために、まずは韓国、台湾などアジア諸国と世界とで現状を比較しておこう。

4月25日時点の感染者数や死亡者数を、下表に示した。際立つのは台湾の感染者数、死亡者数の少なさ、そしてアジア諸国の死亡率(死亡者数/感染者数×100)の低さだ。

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この現状を感染者数・死亡者数ともに世界最多の米国と比べてみる。同じ4月25日時点で、米国では感染者数は86万0772人、死亡者数は4万4053人。死亡率は5.12%で、人口100万人当たりの感染者数は2615人にもなる。アジアと比べると状況は確かに深刻だ。

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