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ポストコロナの覇権を争奪、激化する米中政治戦と日本 大国間ゲームの結果を待つだけでは国益を維持できない

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セルビアは中国に傾斜する国の1つ。写真は首都ベオグラードの、習主席への謝意を伝える看板(ロイター/ アフロ)

国際社会が新型コロナウイルスと戦っている間も、米中は激しい政治戦を繰り広げている。

トランプ米大統領には、中国を批判する発言も多い。4月18日の記者会見でも、新型コロナウイルスのパンデミックについて「中国が故意に引き起こしたのなら報いを受けるべきだ」と述べている。

この発言は、中国の初動対応における情報隠蔽を指したものだが、4月14日には米メディアが、武漢ウイルス研究所がウイルスの流出源である可能性を示唆した。同17日にはトランプ大統領がこの疑惑について、大規模な調査を進めていると明らかにしている。

当然のように中国は否定した。4月16日、中国外交部報道官は記者会見において、有識者の意見として「科学的根拠がまったくない」と主張し、同19日までに、同研究所の研究員が中国メディアのインタビューに答えて強く否定した。

この応酬に先立つ3月12日、中国は、米軍人が新型コロナウイルスを武漢に持ち込んだと示唆している。「米国の陰謀」説は、米国の「武漢ウイルス」という呼称に抗議する中で出てきたものだ。

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