ネットフリックスは焼き肉屋、Huluは寿司屋だ Hulu社長が語る動画配信「一強」への対抗策
──「Apple TV+」が日本市場に参入、2020年は「Disney+」の進出も注目され、SVOD(定額動画配信サービス)の競争が激化しています。
プレーヤーの新規参入はウェルカムだ。日本におけるSVODの普及率は、まだ20%に達していない。ここ数年、緩やかに成長しているというのが実感だ。まだ利用が生活習慣としては根付いておらず、事業者が増えても多すぎるということはない。ユーザーもいろんなサービスを併用している段階だと思う。伸びしろはまだまだある。
ただ、差別化は重要で、そのカギを握るのはオリジナル作品だ。2019年度末から2021年度にかけて、オリジナル作品を今より積極的に出していきたい。
――「Apple TV+」の参入などで米国では価格競争も激化しています。価格戦略についてはどのように考えていますか。
よく「値下げしないのか」とか、「値上げしないのか」などと問われ、実際に社内で議論することもある。ただ、現状のサービスのままで値上げや値下げをする発想は今のところない。
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