「政治家として、親として、気候変動問題に取り組む」 小泉進次郎 環境相に直撃
環境行政の責任者として、次代の日本のリーダーとして、脱炭素化をいかに実現させるのか。気候変動問題の第一人者がインタビューした。
末吉 小泉さんは日本の環境行政のトップであるとともに近い将来、日本のトップリーダーになるとの国民の期待が大きい政治家でもあります。とりわけ若者世代、さらにはこれから生まれてくる子どもたちが安全に住める日本をどのようにつくっていくのか。環境行政の責任者のみならず、若い世代のリーダーとして語っていただきたい。
小泉 大臣に就任して2カ月半が経ちましたが、大臣としての職務にたいへんなやりがいを感じて取り組んでいます。環境省にはこんなにもできることがあるのだ、埋もれているテーマがたくさんあるのだと、日々強く認識しています。
末吉 それはたいへんすばらしいですね。
COP25を成功させる
小泉 その一方で、環境省という省が、本来取り組むべき仕事をしっかりと遂行できる体制にあるのか、疑問も感じています。私なりの問題意識を持って、業務の選択と集中を進めている。そうすれば環境省は、今よりもっと国民から必要とされる官庁になる。職員は大変だと思いますが。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら