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コスモス薬品、サツドラ、「地方の雄」が迷い込む道 独自路線を保てるのか?

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九州、そして北海道を地盤とする両社も業界再編と無縁ではない。

コスモス薬品が出店した東京・広尾の都市型店舗。食品比率が高い従来の店舗と異なり化粧品や医薬品の比率が高め。調剤薬局も併設

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「コスモス薬品の東京進出は脅威だ」。関東に店舗を構えるドラッグストア関係者は、そう口をそろえる。

コスモスは九州地盤のドラッグストアで、業界3位に位置する。同社の特徴は、食品販売の比率が高いことだ。コスモスの売上高に占める食品の比率は5割と、業界でもトップクラス。2000平方メートル以上の大型店舗を郊外に展開し、EDLP(エブリデー・ロープライス、毎日安売り)を掲げ、低価格戦略を徹底する。

同社の2019年5月期の売上高は6111億円(前期比9.5%増)、営業利益は247億円(同8.9%増)と、業績も好調だ。総店舗数は1020店(19年10月末時点)。近年は地盤の九州だけでなく、四国、中国、関西への出店も加速。そして、ついに今年4月、東京・広尾に初出店した。

郊外の大型店で食品を軸に展開してきたコスモス。しかし、ここ数年は戦略を柔軟に変えている。

現在出店している東京の3店は郊外型の大型店ではなく、都市型店舗と呼ばれる医薬品・化粧品比率が高い小型店。また、都内3店のうち2つは、調剤薬局併設店である。

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