有料会員限定

義父母の介護が報われる 相続法改正8つの注目点 ⑥特別寄与料

印刷
A
A
イラスト:北沢バンビ

特集「相続が変わる」の他の記事を読む

義理の父、母を介護しても相続で報われない──。そんな事例を解消するのが、今回の法改正における目玉の一つである「特別の寄与」だ。

寄与とは、介護の貢献度に応じて請求できる相続分のことをいう。長男の妻といった相続人の配偶者は、介護で尽くしても相続の対象外だった。だが法改正を機に、貢献分の金銭を受け取れるようになり、今までの不公平感が軽減される。

Q.「特別寄与料」とはどういった制度ですか

平良 これまでも相続人に限って「寄与」という考えはあった。介護の貢献度合いに応じ、寄与分という形で相続額を増やすという場合だ。

たとえば、相続人が長男と長女だと仮定する。長女が母の介護に貢献したならば、貢献分を考慮し、長男よりも相続額を多くするという考えだ。

だが、相続人でない長男の妻は、寄与料を請求することができなかった。

今回の法改正では、「特別寄与料」を請求できるのは「被相続人の相続人でない親族」と定められている。「親族」とは6親等内の血族、配偶者、3親等内の姻族を指す。

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
三井物産、肝煎りの「ロシアLNG」で正念場
三井物産、肝煎りの「ロシアLNG」で正念場
工場が消える!脱炭素が迫る最後の選択
工場が消える!脱炭素が迫る最後の選択
ファミマと伊藤忠が狙う「セブン-イレブン1強体制」打破の勝算
ファミマと伊藤忠が狙う「セブン-イレブン1強体制」打破の勝算
ニトリ、強気の「連続記録更新」を揺さぶる大試練
ニトリ、強気の「連続記録更新」を揺さぶる大試練
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT
有料会員登録のご案内