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無印良品のブランド新戦略 ホテルや駅をデザイン

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無印良品ブランド初となるホテルが中国で開業。銀座にも来春誕生する。その狙いとは?(本誌:真城愛弓、杉本りうこ)

「歓迎光臨(ファンイングアンリン)(いらっしゃいませ)」。フロントスタッフの言葉は中国語でも、ウッディで簡素な内装は、良品計画が運営する生活雑貨店「無印良品」の雰囲気そのものだ。

記者が中国・深圳市にできた世界初の「MUJI HOTEL」に宿泊したのは開業直後の2月。客室も無印良品らしさがあふれ、無垢材風の家具と白いベッドリネンを温かみのあるオレンジ色の間接照明が照らす。電気ケトルやペン、アメニティグッズなど、備品の大半が無印良品の商品。抑えた音量でかかるボサノヴァ風の音楽まで、店頭のBGMと同じだった。

併設された無印の大型店やレストランは、20~30代の客でにぎわっていた。デザインTシャツにスニーカーといった、シンプルだがこだわりの感じられる装いをした客が多く、中国の高感度な若年層にMUJIが支持されていることがうかがえた。

約40平方メートルのダブルルームの料金は、朝食込みで1300元(約2万2000円)。五つ星ホテルに匹敵する強気の値付けだ。浙江省からの宿泊客(30代女性)は、「デザインと品質がよいというMUJIのイメージどおりのホテルで、外資の高級ホテルとは全然違う空間なのが新鮮。立地がちょっと不便なので、また泊まるかはわからないけれど」と話した。

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