名古屋が誇るアイドルグループSKE48の「地元回帰」が始まった。「Wセンター」としてグループを牽引した松井玲奈が2015年8月で「卒業」。その後、もう一方の看板メンバー、松井珠理奈がAKB48との兼任を辞退、SKE48専任に戻ることを宣言した。
この兼任解除が持つ意味やSKE48が目指す先について関係者らに語ってもらった。まずは松井珠理奈を直撃した。
──約3年半の兼任でつらかったのは。
「SKE48のことが大好きなのにAKB48のコンサートや選抜総選挙のスピーチなどで両方に配慮して話さないといけないことが大変でした。ファンの人に『SKE48から心が離れている』と言われたり、仲間にもAKB48に気持ちが移ったと思われていないかと不安になったり。AKB48をライバルとして追い越すつもりでやってきたので、そこに自分が入っていることには迷いもありました」
「迷いのある中で自分がなぜ頑張れたかといったら、それはSKE48があったからです。AKB48にいるのはSKE48のことをもっとたくさんの人に知ってもらうためなんだ、『SKE48魂』を見せてやるんだという気持ちでした。(SKE48からAKB48に移籍した)木崎ゆりあ、(兼任中の)北川綾巴にもその魂を忘れず、AKB48を引っ張っていってほしいな」
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら