有料会員限定

「創客(メイカー)」は中国を変えられるか 中国ものづくりの聖地に変貌遂げる深セン

印刷
A
A

かつて労働集約産業の集積地であった深圳が、ものづくりを志す「創客(メイカー)」たちの聖地となっている。中国経済に新風を吹き込めるか。

第5回深センメイカーフェアは、10月22日から3日間開催され、展示や講演、ワークショップが行われた

現在の中国経済を語るうえで、「創客(日本語では「メイカー」)」が重要なキーワードの一つになろうとしている。メイカーとは、個人でハードウエアの新製品を企画・開発し、さらには製品化を目指して起業する人々のことを指す。

クリス・アンダーソンの『メイカーズ』という書籍がベストセラーになったことで、メイカー・ムーブメントは日本でも広く知られるようになった。それが、「新常態」と呼ばれるポスト高度成長時代の中国で、これからの経済成長を支えるイノベーションを担う動きとして、いまあらためて注目を浴びているのだ。

筆者は去る10月22〜25日、広東省の深セン市で行われたメイカーフェアおよび電子系の企業視察会に参加してきた。メイカーフェアとは、世界中から集まってきたメイカーがブースを借りて自分たちの製品や試作品を展示し、ものづくりに関する情報を交換したり、新たな人脈を築いたり、スタートアップのための資金集めのアピールをする催しだ。

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
トヨタ国内販売幹部が交代、増える受注残に危機感
トヨタ国内販売幹部が交代、増える受注残に危機感
パナソニック「指定価格」導入に揺れる家電量販店
パナソニック「指定価格」導入に揺れる家電量販店
ニトリ、家具の王者が「家電攻略」に動き出す必然
ニトリ、家具の王者が「家電攻略」に動き出す必然
「カップ麺の牛乳戻し」、子どもの食生活が危機的だ
「カップ麺の牛乳戻し」、子どもの食生活が危機的だ
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT
有料会員登録のご案内