.沖縄新パークの威力 USJ9月にも再上場
政府の後押しも受け、USJが沖縄での新テーマパーク開業に動き出す。
30度を超す暑さにもかかわらず、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の「ハリー・ポッター(ハリポタ)」エリアには、おなじみの魔法使いの黒いローブをまとったファンが詰めかける。エリア開業から1年が経ったが、平日も入場制限されることがほとんどだ。
このハリポタを武器にユー・エス・ジェイの業績は絶好調。2014年度の入場者数は1270万人を記録。営業利益は2年連続で過去最高を更新した(図表1)。
USJは映画のテーマパークとして01年に大阪で誕生。開業当初こそ入場者は年間1000万人を超えたが、その後10年にわたって客数が低迷した。だが12年に子供向けエリア「ワンダーランド」を開業して、手薄だったファミリー層を取り込み、人気コミック『ワンピース』のイベントなどで新たな客層の開拓にも注力。14年オープンのハリポタで大復活を遂げた。
そんなUSJが沖縄に進出する。今年3月にグレン・ガンペル社長が正式表明、7月17日に翁長雄志沖縄県知事と会談し協力を要請した。年内にも事業計画を固める。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら