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最後の賭け 楽天 海外事業

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「楽天市場」はピークアウトの懸念が浮上、全社を挙げて取り組む海外は赤字が続く。切り札のカード事業を投じた台湾の成否が行く末を占う。 =敬称略=

(本誌:山田泰弘、二階堂遼馬)
(写真:三木谷肝いりの海外事業は、結果が求められている)

1月15日。ネット通販(EC)大手の楽天は、「楽天市場」の出店者を対象に都内で「新春カンファレンス2015」を開催した。今年で11回目を迎える同イベントは、約4.2万の楽天市場出店者に対し楽天が今どこに向かっているのかを説明する数少ない場だ。

イベントは東京を皮切りに3月上旬まで全国主要都市6カ所で実施。東京会場の来場者は、過去最大規模の2500人に上った。

目玉はもちろん、三木谷浩史会長兼社長の講演である。登壇した三木谷は冒頭、事前に寄せられた出店者からの質問に答える形で話し始めた。

「楽天は今、踊り場の段階に来ているのでは?」。質問を読み上げる三木谷が苦笑いを見せたのは、この問いに対してだった。三木谷は「(グループ)で年間5.3兆円近くの流通総額がある。楽天は踊り場に来てはいない」と回答。質問者の懸念を一蹴した。

ここでいうグループ流通総額とは、消費者が楽天の手掛けるECや旅行などのサイト上で支払った額や、クレジットカードなど金融事業で決済した金額の合計を指す。同社の売上高は主に流通総額から差し引く手数料で成り立つ。

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