グーグルが従業員のオフィス復帰を再度先送り オミクロン変異株の伝染状況を見極めるため

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米アルファベット傘下グーグルは新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン」の感染症例が確認されたことを受けて、従業員の米オフィス復帰予定日時を再度先送りした。同社幹部が2日、従業員に通知した。

グーグル、オフィス復帰を2022年に先送り-新型コロナ感染拡大で

グーグルは従来、来年1月10日をオフィス復帰の日時に設定し、週3日の出社を大部分の従業員に求めていた。同社のセキュリティー担当バイスプレジデント、クリス・ラコー氏は2日、米国のスタッフに宛てた電子メールで、オフィスへの完全復帰を「見極めるため、新年まで待つこととする」と説明した。ブルームバーグ・ニュースは同メールを確認した。この通知についてはCNBCが先に報じていた。

同社はオフィス勤務とリモート勤務を組み合わせた「ハイブリッド」システムを一定の従業員に認めてきたが、大半の従業員にオフィス復帰を奨励している。

同社は2日に欧州、中東、アフリカの従業員に対しても1月10日の復帰予定日時を先送りすることを伝えた。

原題:Google Delays January Office Return After Omicron Spread(抜粋)

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著者:Mark Bergen

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