パナソニック「野菜工場」の可能性

<動画>シンガポールの自給率向上目指す

タム氏は「当社のLEDは、7種類の太陽光線のうち光合成に必要な2種類が合成できるよう特別に作られたもの。環境設定や光の当たる時間を制御し、最適な状態で作物を栽培しています」と語る。

照明の他にも、実験施設では土の湿度やPHレベルまで測定し制御しており、濾過された水を用いて最適に育成した高品質な野菜を生産する。「こうしたあらゆる技術とコントロールにより、リードタイムを従来の農業の半分に短縮することができます」(タム氏)。

この野菜工場は、これまで輸入されていた野菜からの代替に焦点を当ているため、消費者にとっては食費の削減が可能となる。

お味のほうは?

次は味見である。フードブロガーのトリシア・タンさんは仲間らと一緒に、地元でこの野菜をサラダにして試食した。「私は野菜好きではないのですが、この野菜はとても新鮮でシャキシャキしているし、少し甘みがありますね。本当に新鮮」(タンさん)。

タンさんのいとこ、ジュリア・タンさんも笑顔で言う。「すごく新鮮で、とてもジューシーです」。

パナソニックの野菜工場は、今のところ収穫量はまだまだ少ない(シンガポールの全消費量の0.015%)。しかし、2016年度末までにシンガポール国内で消費される葉物野菜の5%を生産することを目指すとしている。
 

↓<参考>パナソニックのニュース動画

 

 

 

 

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