マック、中国製チキン商品の販売中止を決定

タイ製チキンに切り替え

 7月25日、日本マクドナルドは、全ての中国製チキン商品の販売を中止を発表した。写真は都内の同社店舗。22日撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 25日 ロイター] - 日本マクドナルドは25日、中国製チキン商品に対する消費者の不安に対応するため、全ての中国製チキン商品の調達を中止し、販売を取りやめると発表した。今後、同社で販売するチキン商品は全て、タイ製のチキンを使用した商品となる。

サラ・カサノバ社長兼CEOは「マクドナルドの中国製チキン商品に対する懸念が高まっていることを受け、この決定をした」とコメントしている。

チキン製品の輸入は中国とタイから行っていた。2013年のチキン製品の総輸入量は4万4916トン。このうち、38%に当たる1万6925トンが中国からの輸入だった。

タイでは、マッキータイランドとカーギルタイランドの2社から輸入しており、中国製の輸入を取り止めた分は、この2社との取引を拡大させることになるという。

中国製チキンを使用しているのは、チキンクリスプ、チキンエッグマフィン、チキンクリスプマフィン、チキンフィレオ、チキンフィレオハバネロトマト、シャカチキ、チキンマックナゲット、チキンタツタ(7月30日から販売予定)の8商品。同社では、多くの店舗でチキン商品の品切れが発生する可能性があるとしている。

日本マクドナルドでは、安全性への懸念から中国当局が工場を閉鎖した「上海福喜食品」から、2割程度のチキンナゲット向け鶏肉の供給を受けていたとして、問題の商品販売を21日に停止した。その際には、タイや中国の別の業者からの調達に切り替えるとしていたが、チキンマックナゲットを含む8商品全てで中国からの調達をやめるという、一段と踏み込んだ対応を取ることとなった。

*内容を追加しました。

 

(清水律子)

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