ワクチン接種競争が金融センターの地位を決める 巻き返すロンドン、ニューヨーク、出遅れる東京

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ワクチン接種競争は、資本とグローバル人材の自由な流れに依存する世界の金融センターで特に重要な意味を持つ。人口の大部分にワクチンを接種することは、経済活動などの正常化に向けた切り札だ。

 

 香港で一時閉鎖となったビオンテック製ワクチン接種センター(24日)写真家:カイルラム/ブルームバーグ

上海は1回接種割でさえ人口の6%強どまり

上海は1回のワクチン接種を受けた人の割合が人口の6.2%にとどまる。ただ、この数字が低いのは、人口が2400万人余りと、ロンドン、パリ、ニューヨークを大幅に上回ることも考慮に入れる必要がある。中国は6月末までに人口の40%にワクチンを接種することを目指している。

東京の数字は、日本でまだ広範なワクチン配布が始まっていないことを反映している。これまでのところ、日本で1回目の接種を受けた人の割合は人口の1%に満たない。

原題:New York, London Beat Asian Finance Hubs in Race to Vaccinate(抜粋)

著者:Jinshan Hong

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