米国内のコロナ入院がこの1カ月で72%も減少 まだワクチン効果によるとは言い切れないが‥

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米国内で新型コロナウイルス感染症(COVID19)による入院がこの1カ月で72%減少した。

入院の減少は85歳以上で最も顕著

米疾病対策センター(CDC)によると、2月の減少は85歳以上で最も顕著で、1月との比較で81%減った。CDCはCOVID19関連の入院動向を監視する「COVIDーNET」を通じてデータをモニターしている。

直近の2月7-13日の週のデータによると、入院の率は85歳以上の住民10万人当たり23.4人となった。4週間前は10万人当たり120.3人だった。全年齢層では4.6人と、16.7人から減少した。

全体的にワクチンの効果が表われているようにも見えるが、まだ主要なけん引力とはなっていないもようだ。予防接種を受けた年齢層だけではなく、全ての層で57%以上の減少が見られたためだ。

CDCのデータによると、米国では65歳以上の約42%が少なくとも1回のコロナワクチン接種を受けた。ブルームバーグ・ワクチン・トラッカーの集計データによれば、これまでに米国の人口の13.6%が1回以上の接種を受けている。

原題:Covid Hospital Admissions Drop 72%, Led by Oldest U.S. Patients(抜粋)

著者:Jonathan Levin

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