問い合わせ殺到「インド発英国行き」バスツアー

インドの旅行会社が企画、21年5月出発を予定

ツアーに使用するバスはまだイメージイラストしか公開されていないが、欧州などで観光バスとして一般的に使われているタイプの車両が描かれている。同社の案内によると、座席はフルフラットに倒れるラクジュアリー仕様で、2列×1列と幅もゆったり。Wi-FiやUSBコンセントなども備えるという。

ただ、ウェブサイトに掲載された内装の写真は韓国の高速バス車内のようで、実際の車両がどのようなデザインになるかは不明だ。また、同サイトに記されたバスの仕様ではトイレについて触れていないが、同社によると「参加希望者の意見を取り入れ」追加で設置を決めたという。

旅行代金は妥当?

ツアーは夜間もぶっ続けで走り続けるのではなく、基本的には毎晩しかるべき宿泊機関に泊まる前提で組まれている。「料金に含む内容」としては、バスでの移動費のほかに

・ ツアー中のホテル(2人部屋の1人分)
・ ツアー中の全食事
・ 各国の入国ビザ代(車両の入国許可関係費用含む)
・ 観光ガイドと観光地入場料
・ バス車内で食べるスナック
・ ドライバーと添乗員の人件費

が挙げられている。

1人200万円を超えるツアー代金を妥当とみるかどうかは意見の分かれるところだろう。だが、70日超・2万kmに及ぶ距離をスタッフのサポートを受けながら旅行すること、そしてロンドン往復ツアー1回でバスが使い物にならなくなる(あるいは相当のダメージを受ける)可能性を考えると、旅行会社としてはそれなりの額をあらかじめ回収したいと考えるのも無理はない。

また、このツアーは全区間走破だけでなく、部分的に参加できる4つのプランもある。

【4つの部分参加プラン】
1)インパール(インド)―バンコク(タイ)間:11泊12日
2)成都―カシュガル(ともに中国)間:15泊16日
3)ビシュケク(キルギス)―モスクワ(ロシア)間:21泊22日
4)モスクワ(ロシア)―ロンドン(イギリス)間:15泊16日

一般的に陸路での旅行が難しいインドからミャンマーを経てタイを目指すプランなどは「区間利用需要」の希望が集まる可能性がありそうだ。

次ページ国境通過に問題はないか
関連記事
トピックボードAD
鉄道最前線の人気記事
  • 岐路に立つ日本の財政
  • 賃金・生涯給料ランキング
  • 最新の週刊東洋経済
  • 実践!伝わる英語トレーニング
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
地銀 最終局面<br>首相が追い込む崖っぷち

遅々として進まなかった地銀再編。しかし菅義偉首相は明確に踏み込みました。全国の地銀はどう動くのか、現状を徹底取材。今後起こりうる地銀再編を大胆予測。さらにビジネスモデルや行員の働き方にも注目し、地銀が生き残る道について探りました。

東洋経済education×ICT