再び開業延期、将来見えぬ「ホノルル鉄道」の今 コロナでハワイ州の観光業は壊滅的な打撃

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試験走行を繰り返す「ホノルル・レール・トランジット」の電車(編集部撮影)

ホノルルの鉄道計画はまたもや暗礁に乗り上げた。

時を遡れば、2005年にホノルル高速交通公社(HART)が設立され、2014年からハワイ初の鉄道「ホノルル・レール・トランジット」の建設が始まった。オアフ島西側のカポレイやエヴァはベッドタウンとして開発が進み、それに伴い通勤や通学によって州間高速道路ハワイ1号線(通称H1)の渋滞が年々悪化し、それを解消しようとしたのが鉄道計画の始まりだった。

アラモアナセンターまでつながるのか

現在イーストカポレイ駅からミドルストリート駅まで高架鉄道工事が進んでいる。2020年に一部区間(イーストカポレイ−アロハスタジアム間)が開通すると言われていたが、その様子はない。「2017年開通予定だったのが予算不足の問題で建設が遅れ、その後、2020年後半に一部開通、2025年終点アラモアナセンターまでの全線開通という計画だが、はたしてアラモアナセンターまで開通できるのか」とハワイ州観光局公認ラジオ局KZOOニュースディレクターの小椋かりーん弘恵さんは疑問を呈する。

今のところ、2021年3月にイーストカポレイとアロハスタジアムの間で運行を開始する見込みと言われている。一部開業が遅れた原因の1つは、電線を地下に埋めるなど地下設備の工事に問題があるためで、遅延に伴い数千万ドルの追加費用が必要になるという。

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