マドンナがオークション中止を要請した理由 元恋人が書いた手紙に書かれていること

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7月18日、米歌手マドンナさんは、ニューヨークの裁判所に、かつての恋人で、ラップ歌手「2パック」として活躍した故トゥパック・シャクールさんが獄中で書いた別離の手紙など20点の品を、19日から開催される競売で販売しないよう求める申し立てを行った。写真は5月撮影(2017年 ロイター/Lucas Jackson)

[18日 ロイター] - 米歌手マドンナさんは18日、ニューヨークの裁判所に、かつての恋人で、ラップ歌手「2パック」として活躍した故トゥパック・シャクールさんが獄中で書いた別離の手紙など20点の品を、19日から開催される競売で販売しないよう求める申し立てを行った。

裁判書類のなかでマドンナさんは、現在は自分が保有していない多くの品々が競売にかけられることは、報道を読むまで知らなかったと述べている。

これらの品々は、かつての友人でアートコンサルタントのダーレン・ルッツ氏がニューヨークの競売会社「house Gotta Have It Collectibles」に委託したもの。マドンナさんは「悪意のある取り組みによって私の同意なしに所有品を入手し、信頼を裏切った」としている。

競売会社とルッツ氏の代理人は、電子メールの声明で、マドンナさんの差し止め要求は根拠がなくメリットもない。裁判で争う」としている。

性的暴行事件で収監されていたシャクールさんが1995年1月に書いた手紙には、白人女性と付き合うことは自身のキャリアにマイナスだと感じるためロマンスを終わらせる、と綴られている。

シャクールさんは1996年9月にラスベガスで何者かに銃撃されて25歳で死去した。

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