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ナゼかまた増えている「キーボード一体型スマホ」 懐古ではない海外発の入力トレンドを読み解く

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  • 山根 康宏 携帯電話研究家・ジャーナリスト
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なおUnihertzのキーボードスマートフォンは、旧BlackBerryによく似たデザインのモデルが多かった。一方『Titan 2 Elite』は角丸ボディーにパンチホールカメラを搭載しており、BlackBerryというよりも「現代風のキーボードスマホ」というデザインに進化している。重量も200gを切るので片手でも楽に取り回しできそうだ。同社の過去モデル同様、日本でも正式販売されるだろう。

正方形のAIスマホにキーボードケースが登場

IKKOが開発中の『MindOne』は、4型正方形画面だけという変わった形のスマートフォンだ。独自のAIシステムに切り替えが可能で、音声の翻訳やテキスト変換、カメラで撮影した物体の名前・製品名や特徴を教えてくれる。勉強の問題を写すとその解答の手助けもしてくれるそうだ。さらに会議や講義の録音からスマートノートを自動生成する機能もある。一般的なスマートフォンでできるAI機能をまとめた画面から簡単に利用できるのだ。

IKKOのMindOne(写真:IKKO)

カメラは変わったデザインで、普段は背面に位置しているが、本体からはかなり出っ張っている。このカメラを指先を使って持ち上げると、フロントカメラとして使えるように180度回転させることができるのだ。カメラそのものの画素数は5000万画素である。画面に埋め込むカメラをなくしたことで、これだけ小さいスマートフォンを生み出すことができたのである。

IKKOはもともとワイヤレスイヤホンやスマートフォンで使えるDAC(Digital to Analog Converter、D/Aコンバーター)を展開していたメーカーだ。そこからスマートフォン、しかもAI機能を強化した製品が出てくるとは驚きである。なお『MindOne』は2025年中に海外のクラウドファンディングでのプロジェクトが終わり、現在出荷準備中だ。

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【物理的な入力体験の重要性】

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