週刊東洋経済 最新号を読む(5/16号)
東洋経済オンラインとは
ライフ

ナゼかまた増えている「キーボード一体型スマホ」 懐古ではない海外発の入力トレンドを読み解く

8分で読める
  • 山根 康宏 携帯電話研究家・ジャーナリスト
2/5 PAGES

スマートフォンに装着できるキーボードは、過去にスライドして横から出てくるキーボードなどもあった。しかしその多くはキークリックに難点があり、長文を快適に入力することは難しかった。中小メーカーがやっつけ仕事で作ったような製品もあり、実用性はあまり考えられていなかったのだ。

一方、『Clicks Keyboard』は1つ1つのキーが小さいながらも軽快に入力することができる。クリックの感触も良く、かなりの長文も打つことが可能だ。実はClicksには古(いにしえ)のキーボードスマートフォン『BlackBerry』にかかわったメンバーが参加している。さらにCEOのAdrian Li Mow Ching氏は横向スライド型キーボードスマートフォンを開発したF(x)tecの創業者でもあった。キーボードのプロ集団がiPhone向けに作った『Clicks Keyboard』は当然のことながら実用性の高いキーボードケースなのである。

コミュニケーションに徹する2台目のスマホ

そんなチームが生み出したAndroidスマートフォン『Clicks Communicator』は、既存のスマートフォンから買い替える製品ではないようだ。Clicksが自ら「コミュニケーションのための“セカンド・フォン”」とうたっており、iPhoneやGalaxyなど普段使っているスマートフォンの補佐として使われることを想定している。

『Clicks Communicator』の詳細スペックはまだすべてが公開されていない。チップセットはメディアテック製のミッドレンジクラスを搭載予定。カメラはシンプルに5000万画素。バッテリーは4000mAhで本体サイズは130.5 × 78.6 × 12.0mm、重量は170gだ。一般的なスマートフォンより縦方向に小ぶりであり、手のひらへの収まりも良い。両手で持って親指でキーボードを押す、といった使い方が一般的になるだろう。

Clicks Communicator(写真:Clicks)

次ページが続きます:
【背面のカバーは着せ替え可能】

3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象