スタートアップにとって資金調達は成長を加速させるための大きなドライバーだ。資金があれば、これまでの稼ぎ以上の大きな投資が可能になる。さらに投資家や金融機関が「成長期待が持てる」と判断した結果でもある。
足元では、数年前と比べて資金調達環境が悪化しているが、多額の調達に成功しているスタートアップも多い。では具体的にどんなスタートアップが成功しているのか? フォースタートアップスが運営するSTARTUP DBは自社のサイトで、国内スタートアップの資金調達額を毎月ランキング形式でレポートしている。2025年12月分の結果から、調達額上位の企業名と投資の内訳を確認していきたい。
Mujinが約346億円の超巨額調達
産業ロボットの自動オペレーションシステムを開発するMujinが、346.6億円という超大型の資金調達を行った。25年の1年間を通じて見ても、スタートアップの調達でトップになる金額だ。
NTTグループやカタール投資庁が共同のリード投資家(中心的な出資者)となり、三菱HCキャピタルリアルティやセールスフォースベンチャーズの出資と合わせて第三者割当増資で計約209億円を調達。さらにデット(資金融資)で155億円を調達している。今回の調達で、同社の「MujinOS」の本格的なプロダクト化やグローバル展開を強化していくという。
これとは別に、アメリカのPegasus Tech Venturesやアクセンチュアといった既存投資家からも追加出資の意向があるという。今回はシリーズDのファーストクローズの位置づけだが、セカンドクローズによる調達も視野に入れる。



















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