お年玉「買い物か貯金」の二択はなぜ"惜しい"のか…元外資系トレーダーが「お年玉を外貨で渡す」納得の理由と、子に「お金の増やし方」を教える意味

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

この考え方は、拙著『元外資系投資銀行トレーダーママが伝授 子どもを人生ゲームの勝者にする最強マネー教育』でも一貫して書いてきました。お年玉は、まとまった金額が年に一度だけ子どもの手に入る、とても特別なお金です。

生活費でも学費でもなく、使い道が決まっていない。仮に使い方に迷ったり、買ったものに満足できなかったりしても、家計に大きな影響が出ることはないでしょう。

これほど条件のそろった、マネー教育としても楽しい教材は、ほかにありません。もちろん、今楽しめるものを買うのも大賛成です。お年玉は、やっぱり使うのが楽しい!

ワクワクしながら何を買おうか考える時間そのものが、お年玉の醍醐味でもあります。その楽しさを否定したうえでのマネー教育は、母親としての立場でも賛成できません。

現金だけじゃない、今どきのお年玉事情

近年のお年玉をめぐる環境も、少しずつ変わってきています。現金で渡す文化は今も根強いものの、キャッシュレスでもらいたいと考える子どもの割合は増えており、調査によっては3割を超えるという結果もあります。スマートフォンや電子マネーが身近な世代にとって、お金の形そのものが多様化していると言えそうです。

使い道についても、年齢によって傾向が分かれます。低学年から中学年では、ゲームソフトやおもちゃ、文房具などが定番です。高学年から中学生になると、友達との遊びや映画、本、推しグッズなど、自分の世界を広げるための使い方が増えていきます。

高校生以上になると、スマホ周りのガジェットや服、部活や趣味に関するアイテムなど、実用性と自己表現を兼ねた使い道が目立つようになります。とくに近年は、推し活関連の出費が小学生のうちから当たり前になってきました。

次ページお年玉は「お金を増やす」を学ぶ入り口になる
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事