政府統計が途絶する前の段階ですでに、大統領ドナルド・トランプの二転三転する貿易・移民政策のせいで、経済の方向性を見定めたり、最善の政策対応について合意を見いだしたりするのは難しくなっていた。
そこに経済を混乱させる新たな要素として加わったのが、終結の見通しなく長期化する政府閉鎖だ。多くの連邦政府職員は給与の支払い停止でついに無給となり、さらに4200万人の低所得者が頼る栄養支援プログラム(食費補助)の支給が止まるおそれも出てきた。
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