アニメエキスポの見どころの1つが、人気作品やアニメ製作会社、動画配信プラットフォームなどのブランドを冠したステージイベントだ。期待作のプレミア上映、声優による演技披露、世界初公開となる新作情報の解禁などと、内容は多岐にわたる。

多くのファンを集めた『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』のイベントは、劇場版の上映に始まり、続いて鶴巻和哉監督をはじめとするスタッフ陣や声優陣をゲストに迎え、作品に関するトークショーや演技披露が催された。そのほか、挿入歌を担当したNOMELON NOLEMONが楽曲を披露するなど、てんこ盛りの約3時間だった。
ファンたちはガンダムの飾りを頭に着け、劇場版の戦闘シーンや、シリーズのカギを握るキャラクター、シャリア・ブルの初登場シーンなど、見どころが訪れるたびに「フォォォーーー!!!」と歓声を上げる。一方でトークショーに移ると、スタッフ陣の話す内容に対し、真剣な面持ちで耳を傾けていた。
ライトノベル原作のヒットアニメ『薬屋のひとりごと』のイベントが開かれた近隣ホテルの大規模な宴会場も、ファンですし詰め状態だった。人気声優・悠木碧が主人公・猫猫(マオマオ)の特徴である「あ゛」「がっ」といった濁点がかった演技を披露するたびに会場が沸き立ち、名台詞「これ、毒です」には、ひときわ大きな歓声が上がった。
“あの企業”の幹部と相次ぎ遭遇
会場で熱狂する現地のファンたち。その様子を興味深そうに眺めていたのが、日本のエンタメ業界関係者たちだ。先述の通り、アニメエキスポには日本企業の社員、幹部らが数多く訪れていた。
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