――建築費が高騰する中で、銀座の開発にどんな影響が出ていますか。
当社は2029年までに、震度7の地震にも耐えられる耐震性能を全保有物件に備えることを目標に掲げており、その分だけ建設コストがかさむ。収支が合わないことから開発をやめたり、計画を見直したりする事例もでてきた。
この状況はあと数年続くだろう。高騰する建築費や地価、賃料の予測をにらみながら、開発を進めていく。
ハイブランドの銀座出店は続く
――日本ではハイブランドの売り上げが好調で、銀座で続々と店舗を増やしています。ただ、LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)など、多くのハイブランドグループで2024年度のグローバル売上高が減少しました。海外の業績影響から、銀座への出店が鈍る可能性はないでしょうか。
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