有料会員限定

ヒューリックが「銀座の大家」として貫く独自開発、西浦三郎会長に聞く「銀座のこれからと、開発の要諦」

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

――建築費が高騰する中で、銀座の開発にどんな影響が出ていますか。

当社は2029年までに、震度7の地震にも耐えられる耐震性能を全保有物件に備えることを目標に掲げており、その分だけ建設コストがかさむ。収支が合わないことから開発をやめたり、計画を見直したりする事例もでてきた。

この状況はあと数年続くだろう。高騰する建築費や地価、賃料の予測をにらみながら、開発を進めていく。

ハイブランドの銀座出店は続く

――日本ではハイブランドの売り上げが好調で、銀座で続々と店舗を増やしています。ただ、LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)など、多くのハイブランドグループで2024年度のグローバル売上高が減少しました。海外の業績影響から、銀座への出店が鈍る可能性はないでしょうか。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD