7月にマクドナルドが都心部の店舗で一部商品の値上げを行った。最近ではさまざまな物の価格が引き上げられており、「今月値上げされる品目は3000品目」などと一括して報道されることが多い。今回のマクドナルドの値上げは、価格が引き上げられたことに加え、都心部とその他で価格設定が異なるようになったことも人々の注目を引いたようだ。
今回、都心部のビッグマックの価格は税込み450円から500円へと11%増の値上げとなった。ビッグマックの価格は昨年9月に390円から410円に、今年1月には410円から450円に値上げされているので、都心部のビッグマックの価格は1年間で28%値上がりしたことになる。エネルギーや原材料の価格、人件費、輸送費の上昇を考慮すると仕方ないのであろう。
ビッグマックも日本は4割も割安
日本のマクドナルドは、これまで空港や駅、遊園地、サービスエリアといった特殊な立地及び都心部の一部の約40店舗以外では価格が同じだった。アメリカではすでに地域によって値段が違うので、そうした意味では日本のマクドナルドの価格設定も本国に近づいてきているということなのだろう。
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